キャリア決済にするとクレジットカードのように使えますが一括払いになる
2023年10月6日キャリア決済とはどういうものか?
携帯で料金を支払うときに通信代金と買い物をしたときの決済を合わせて支払うサービスです。携帯電話でクレジットカードのように買い物ができるようになるので利用限度額まで使うことができます。お支払いはまとめて一括払いができるので、手元に現金がなくても携帯電話やスマホで買い物やコンテンツなどの利用ができます。
各キャリアごとに決済の名前が異なります
auの場合はauかんたん決済、またはまとめて支払い。ドコモの場合はケータイ払い。ソフトバンクの場合はまとめて支払いとなります。いずれもキャリア決済の中身としては同じで、デジタルコンテンツの都度課金、物販、有料サイトの利用などができます。
クレジットカードのように使えますが一括払い
キャリア決済は利用年月が増えるほど上限を引き上げてくれます。例えばauだと、まとめて支払いとかんたん決済の2種類が利用できます。どちらも最高限度額が5万円ずつなので両方で10万円まで利用できます。ネットショップでもキャリア決済を行っているので、欲しい品物があったら限度額まで購入することができます。しかし、分割払いには対応していないので、10万円分使ったら翌月に携帯電話の使用料と基本料金を合わせて使った分の請求がきます。クレジットカードなら月々の支払いを分割にできるので楽ですが、キャリア決済は一括払いなので注意して下さい。
キャリア決済で買えないもの
現金化する人が増えてきている影響で、商品券の購入ができなくなってきています。オークションサイトでもキャリア決済で商品券を落札できる所もありますが、支払いとなると現金かクレジットカードになってしまいます。商品券となると利用禁止事項に触れるので買うことが難しいです。チケットなども場合によってはキャリア決済できないことがあります。
支払いが遅れると返済するのが大変になってきます
キャリア決済は使える金額が増えてくると毎月の支払いが大変になります。1ヶ月目に滞納しても2ヶ月目の上旬まではキャリア決済が使えるようになっています。そこで買い物をして限度額まで使ってしまうと、前月分と今月分合わせて最大で10万から20万近く使えることになってしまいます。通信料は別なので、電話やネット接続などの時間が増えてしまった場合、相当な金額の返済が待っていることになります。3ヶ月滞納してしまうと強制解約となり、以後そのキャリアでは新規申し込みが難しくなってしまいます。今後のことも考えてご自分で利用限度額の設定をなされた方が使いすぎないので安心です。
ポイントサイトでキャッシュバックするときの注意
有料コンテンツをキャリア決済で支払うとポイントサイトによってはキャッシュバックしてくれます。有名なポイントサイトがいくつかありますが、利用金額の30%から50%程度キャッシュバックされるので、500円ぐらいから換金できてしまいます。しかし、キャリア決済なので翌月に一括払いとなってしまうことを忘れないでください。限度額まで有料コンテンツでキャッシュバックを受けられるので、現金を必要としているとき便利ですが、利用した金額の半分以下のキャッシュバックしか得られないので、あまり得するとはいえないかもしれません。しかしながらキャリア決済を現金化するのにもっとも手っ取り早い方法なので、2分の1か3分の1になってもいいから、現金が欲しいとき利用してみるのもひとつの方法です。
キャリア決済はクレジットカードのように使えて便利ですが、一括払いということと、プラス通信料と基本料が加算されるので、計画性を持って使わないと支払いが困難になってきてしまいます。現金化することができるのでそのときはいいですが、あとで一括払いとなったとき苦労してしまうので、その辺クレジットカードと異なります。